どうも、souljemです。
今回のテーマ「新選組京都編」は、私の思い入れの強さと過去に巡った写真の多さの為、かなりの大容量になると思われます、、、
ゆっくりと気長にお付き合い下さい、、、
京都は奥が深いですね、、、
さて、、、
こちらの作品をご存知ですか、、、
もちろん新選組の物語なのですが、、、
面白いのは主人公が土方歳三の小姓(付き人、世話係)、市村鉄之助である事、、、
この市村鉄之助という少年、、、
私たち新選組ファンにとって、感謝してもしきれないほどの存在なのです。
なにしろ、、、
土方歳三の写真や愛刀「和泉守兼定」、新選組が今までしてきた事をまとめた書などを、土方の命令で函館から故郷、日野宿まで運んだ人間なのです。
世界にたった一枚しかない土方歳三の写真、、、
彼がいたから残ったのですね、、、
新政府軍の手に渡っていたら間違いなく処分されていたと思います。
最初は命令を拒んだ鉄之助ですが、、、
土方は「こんな重要な任務、お前以外に誰に任せられよう、、、」と説得、、、
信頼されていたのですね、、、
二カ月かけて見事、日野宿にたどり着き、姉の夫、佐藤彦五郎に遺品を渡す事が出来たのです。
手紙には、鉄之助の面倒を見てやってくれ、と記されていたそうです、、、
もうこれだけで泣きそうです、、、
そんな、市村鉄之助のアニメ、、、
おススメに決まってますよね、、、
いや~また熱くなってしまいました。
聖地巡礼の続きでしたね、、、
さあ、はりきって行きましょう、、、
角屋
こちらが坂本龍馬、西郷隆盛、桂小五郎、もちろん新選組も足繫く通った揚屋(料亭)
角屋です。
現在は、もてなしの文化美術館、角屋という名で営業。
日本に数少ない揚屋建築として国の重要文化財に指定されています。
新選組刀傷の角屋、と書かれています。
やはり、島原と新選組は縁が深かったのですね、、、
ここから写真ブレブレです、すみません、、、
台所の入り口
こちらは現金での会計はなく、全て売掛(ツケ)だったそうです。
客との信頼関係と、高級料亭であった事が伺えます。
新選組の刀傷
、、、って何も見えんわ、、、
刀箪笥
客間には刀は持ち込めませんので、こちらに納めて預かるシステム、、、
が、新選組は言うことを聞かなかったそうです。
厨房
江戸時代のキッチンなんて見る機会がないのでとても興味深いですね。
中庭
とても綺麗に整備されています。
京都っぽくていいですね、、、
こちらが芹沢鴨が座っていた場所。
暗殺された日もここで大いに酔ったそうです、、、
この景色が芹沢にとって最後の風景だったのかもしれませんね、、、、
彼、本当は誰かに自分を殺して欲しかったのかも、、、と私は考えてしまいます、、、
毎日大酒を浴び、暴挙を繰り返す、、、
誰かに終わらせて欲しかったのではないでしょうか、、、
私の勝手な妄想ですが、、、
こちら、もてなしの文化美術館 角屋は入館料1000円。
二階は予約が必要で別途800円です。(二階は撮影禁止)
私は二階も見学したのですが、部屋によってデザインや雰囲気が違っていて、とても楽しめましたよ。
新選組が暴れた部屋もありました、、、、刀傷がはっきりと、、、あちこちに、、、
当時の角屋さんにとって、新選組の存在は大変迷惑だった、、、、、、とガイドさんはおっしゃってました。
、、、そりゃそうだ、、、、
しかしながら現在は、全国からたくさんの新選組ファンが訪れているようです。
良かったですね、、、、
それでは、島原を離れ、二条城に行ってみましょう、、、、
元離宮二条城
言わずと知れた世界遺産。
城内は撮影NGなので庭園だけ、、、
長い歴史のあるお城ですが、やはり有名なのは徳川慶喜による大政奉還、、、
300年近く続いた徳川幕府の終焉、、、
当時の人たちにとって、どれほどの衝撃だったでしょうか、、、
こと新選組にとっては絶望の始まりだったのでしょう、、、
新選組のオーナーである、会津藩 松平容保が滞在していたので、この二条城には近藤も土方もよく通っていましたが、この二条城に新選組の足跡はありません、、、
綺麗な庭園です、、、
二条城は他のお城に比べ平らですね、、、
海外からの観光客が多いです、、、
こういう景色が喜ばれるのでしょう。
さすが、世界文化遺産、、、
通常、新選組ゆかりの地には外国の方はほとんど見られません、、、
外国の方に幕末の状況を理解するのは難し過ぎるのでしょうか、、、
さて、、、
二条城を後にして、お次は東山方面に向かいましょう。
続きはその4へ、、、