どうも、soul jemです。
さて、、、
現在、京都は岡崎エリアに訪れている私ですが、、、
せっかくなので、今回も引き続き岡崎エリアの名所を巡ってみたいと思います、、、
そう、「初老のおっさん一人旅」であります、、、
まあかなりメジャーなスポットなので、京都観光の参考にして頂ければ幸いです、、、
ということで、、、
金戒光明寺を後にした私は、以前から一度通ってみたいと思っていた有名な「哲学の道」へ、、、
自転車で5分くらい走ると、、、ありました、、
そう、「哲学の道」とは銀閣寺と南禅寺(正確には若王子神社)の間を結ぶ約2kmに渡る散歩道のこと、、、
四季折々の風景を楽しめる京都屈指の散歩道として幅広い層に人気があります、、、
特に桜の季節は一面がピンクに染まるのだそうな、、、一度見てみたいものです、、
まあこの時は冬だったので完全にオフシーズンですな、、、
とはいえ、なるほど、雰囲気があってのんびりとお散歩するにはピッタリですね、、、
20世紀初期の哲学者である京都大学教授 西田幾太郎(きたろう)が、毎朝この道を歩いて思想に耽っていたことにちなんで名付けられたのだそう、、、
ちなみに、この水路は川ではなく運河、、、琵琶湖疎水です、、、
そう、「琵琶湖の水、止めたろか、、」でお馴染みの琵琶湖疏水であります、、、琵琶湖を有する滋賀県民がマウントを取るためのキメ台詞ですね、、、
なるほど、滋賀県民を怒らせるとこの水路が止まるワケですね、、、マジか、それはヤベーな、、京都や大阪の人にとっては死活問題です、、、
なので皆さん、くれぐれも滋賀県民を怒らせないよう気を付けましょうね、、(⇦個人の一存で琵琶湖疏水が止まる事はありません、)
そんなことはさておき、、、
他にも哲学の道にはお洒落なカフェや甘味処、寺社仏閣が数多くあるので立ち寄ってみるのも良いかもですね、、、
しかし長いな哲学の道、、、
自転車だから良かったものの、徒歩だとかなり疲れるかもです、、
いやまだあるのかよ、、
でもやはり素敵な風景、、、外国人観光客は喜ぶのではないでしょうか、、、
おや、人が多くなってきましたね、、、
そばには「哲学の道」の石標もあります、、、
どうやら銀閣寺の参道に辿り着いたようですね、、、
私は金閣寺には訪れた事はあるのですが銀閣寺は未訪問、、、せっかくなので行ってみましょう、、、
写真が多いので駆け足で参りますよ、、、
こちらが銀閣寺に続く参道、、、
さすが有名観光地だけあってお店がたくさん、、、
お洒落な和カフェや雑貨店も、、、
そしてこちらが銀閣寺への入り口、、、
銀閣寺(慈照寺)そう、ここ銀閣寺の正式名称は慈照寺(じしょうじ)、、言わずと知れた世界遺産であります、、、
なので、今さらいちいち説明なんて不要ですよね、、ザックリと写真と感想だけお届けします、、(⇦要するに面倒くさい、)
門をくぐると、こんないい感じの参道が、、、
ここは銀閣寺垣といって、現実世界と極楽浄土の境界を表現しているのだそう、、、
そして拝観料500円を払って入場、、、
こんなお札も頂きましたよ、、、何気にありがたい、、
こちらは庫裡(くり)という大玄関なのだそう、、、
そばには綺麗に整備された庭園が、、、
そして、少し進むとこんな開放的な庭園が、、、
そして、こちらがメインであり国宝に指定されている観音殿、、、
通称「銀閣」と呼ばれている銀閣寺の主役です、、、いきなり来るのか、、
「う~ん、金閣寺と比べるとだいぶ地味だな、、」と、ほとんどの方がそう思うでしょう、、、
しかし、そう判断するのは早いですよ、、、見学を続けましょう、、、
観音殿のそばにはいい感じの池が、、、
そして銀閣寺といえば、やはりこの向月台ですよね、、、なんかよく分からんがシュールだ、、、
カラメルソースをかければ食後のドルチェになりそうですが、、これはなにやらこの上に坐って東山に昇る月を待ったのだとか、、、
なんだろう、この自然とモダンアートを融合させたような空間、、、
分かりやすい金閣寺とはまた違った奥深さを感じます、、、
月の光を反射させるように白砂で波紋や灘を表現したといわれる「銀沙灘(ぎんしゃだん)」、、シンプルでありながら洗練されたこの感じ、、、かなり好きです、、
観音殿と合わさるとさらに渋い、、、
なんというか、、金閣寺が色鮮やかな洋画なら、銀閣寺はモノトーンの水墨画といった感じでしょうか、、、
渋い、、渋すぎるぞ銀閣寺、、、でもそこがいい、、
そして、目を見張るのがこの庭園の美しさ、、、
驚くほど綺麗に整備されています、、
どこを見ても一切手抜きなしの美しさ、、、すごい、、
私が今まで見た池泉回遊式庭園とはレベルが違う、、、
写真が下手なので伝わりにくいですが、ホントに綺麗なんです、、、
眺めているだけで癒されてしまいます、、、紅葉シーズンはさらに美しいのでしょう、、、
さすが、世界遺産としてのプライドを感じてしまいます、、、この庭園を眺めるだけでも訪れる価値があるかと、、、
おや、ここを登ると展望所があるようですね、、行ってみましょう、、、
こんな山の中まで完璧に整備されてるのがさらにスゴイ、、、
そして、わずか3分ほど登っただけでこの景色、、、
銀閣寺の境内や京都の街並みが見渡せます、、、
ここから見ると、この銀閣寺が京都の中心部から身を隠すように佇んでいるのがよく分かります、、
ここ銀閣寺は、室町幕府の八代目将軍「足利義政」が逃げるように隠居する為に建てた寺、、、
自分の無能さから「応仁の乱」を引き起こしてしまった無念さと、「もう京の都は見たくない」という思いから、この様な寺院になったのだそう、、、
なるほど、だから銀閣(観音殿)も京都の街から背を向けるように建っているのですね、、、
そういう歴史を知った上で眺める銀閣寺はさらに味わい深い、、、「ワビ・サビ」を感じています、、、
何より、この庭園の美しさは京都、、いえ、日本屈指のレベルではないかと、、、
何かと派手な金閣寺と比べられてしまいますが、私は銀閣寺のほうが好きだなぁ、、、
さすが世界遺産の風格とオーラです、、、渋いぞ銀閣寺、、、
皆さんもぜひ、、!!
おっと、先を急ぎましょう、、、日が暮れてしまう、、、
そして私は、再び「哲学の道」を通って来た道を戻る、、、
や~やはり雰囲気があって素敵な道ですね、、、
でもやっぱり長いぞ「哲学の道」、、、自転車で良かった、、、
そして、私が本日最後の目的地としたのが、、哲学の道を南下した先にある、、、
そう、京都でも屈指の観光地である南禅寺であります、、、
や~私、ずっとこの南禅寺に訪れてみたかったのですが、他の聖地巡礼に忙殺されて行けてなかったんですよね、、、ようやく念願叶いました、、、
おお、あれが有名な三門ですね、、、
南禅寺は1291年、亀山法皇が無関普門禅師を開山に迎えて開創した、臨済宗南禅寺派の総本山、、、
日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上に置かれる別格扱いの寺院、、、
日本にある全ての禅寺の中で最も格式が高いのだそう、、、
マジかよ、スゲーな南禅寺、、、自分で自分のハードルめっちゃ上げるやん、、、
さあ、一体どんなお寺なのでしょう、、、お手並み拝見です、、(⇦何様?)
南禅寺 三門
で、でかい、、そしてなんとも立派な門、、、
重要文化財であるこの現在の三門は、1628年(寛永5年)、藤堂高虎が大坂夏の陣で戦死した兵たちの菩提を弔うために寄進したものなのだそう、、、石川五右衛門がここに登って「絶景かな、絶景かな、、」と言った逸話は有名ですね、、、
「日本三大門」の一つでもあるのだそう、、、
どうですか、この歴史を感じる木の風合い、、、木目の気合が違います、、
再建されているとはいえ、約400年前の建造物ですからね、、、まさにプレミアムヴィンテージです、、
私はこの三門を見ると、京都を舞台にした映画「鴨川ホルモー」を思い出してしまいます、、、
とはいえ、この南禅寺は数多くの名作に登場しているお寺、、そういった作品を観て訪れる方々も多くいらっしゃるでしょう、、、
門を抜けると、とっても広い境内、、、
そして、奥に見えている建物が、、、
南禅寺 法堂
法式行事や公式の法要が行われる場所であり、南禅寺の中心となる建物です、、、
こちらも大きくて立派です、、、ちなみに、現在の法堂は明治42年(1909)に再建されたものなのだそう、、、
しっかりとお参りして、、、
振り返ると三門の後ろ姿が、、、境内の広さがお分かりになるかと、、、
南禅寺はとにかくスケールがデカい、、、さすが総本山です、、
そして、こんな立て札に従って進むと、、、
突然現れるのが、、、
南禅寺 水路閣
なんじゃこりゃ~~~~~!!(⇦もちろん知ってた、、)
厳かな禅寺の風景にいきなり現れるレンガ造りのローマ風アーチ橋、、、
それはもう「異様な光景」としか言いようがありません、、、ギャップ萌えにも程があるぞ、、、
マジですごいなこれ、、、圧倒的なオーラを放っています、、、
あるのは知ってたけど、まさかここまでのインパクトとは、、、かなり衝撃です、、
この南禅寺水路閣は明治23年に建造された琵琶湖疏水の枝線水路、、、全長93.2m、高さ9m、13の橋脚が作り出すアーチの連続はまさに壮観、、、「歴史ある禅寺の景観を損ねる」と反対の声もあったようですが、今となっては南禅寺のシンボルとして大人気なのだそう、、、
そばには小川が流れていて小さな滝も、、、
この水を打つ音がさらに幻想的な空気感を誘います、、、
そして、アーチ越しに見えるのが南禅院、、南禅寺発祥の地なのだそう、、、洋風レンガ造りのアーチと和風建築のコントラストが素晴らしい、、、
そして何より、、この水路閣は私が愛してやまない作品「けいおん!」に登場した場所なのです、、、
オープニングのわずか一瞬ですが、、、
見える、、見えるぞ、放課後ティータイムが、、、
懐かし過ぎる、、、でも向きが逆でしたね、、まあいいけど、、
そう、私はこの一枚のためだけに南禅寺に来たのである、、、
それくらい「けいおん!」は私にとって大切な作品、、、どうしても訪れてみたかったのです、、、念願叶って嬉しい、、、
偶然誰もいない瞬間があったのでパシャリ、、、現在の南禅寺でこのカットを撮るのはかなり難しいのではないかと、、、
そして驚くべきは、この水路閣が遺構ではなく現役の水路橋であること、、、
実際に水路閣に登って、流れる水路を見ることができますよ、、、
ホンマや、、、マジで水が通っとる、、、
この水も琵琶湖から、、、
そう、明治から現在まで水路閣には琵琶湖の水が毎秒2tも流れ続けているのです、、、スゴイ、、
なるほど、、ということは、滋賀県民を怒らせるとこの水路も止まるワケですね、、(⇦個人の一存で琵琶湖疏水が止まる事はありません、)
ともあれ、この水路閣は近くで見ても迫力があります、、、
どうですか、このレンガの質感、、、たまりません、、
思わず写真を撮り過ぎちゃいました、、、
何より、ここまで無料で見学出来てしまうのが嬉しい、、、
しかしながら、、南禅寺に来たのなら、ぜひとも訪れてほしいのがこちら、、、
南禅寺 方丈庭園
拝観料金600円が必要ですが、国宝に指定されている見事な庭園を鑑賞出来ますよ、、、
なお、この方丈庭園は国宝に指定されているほどの庭園です、、私のような者がどうこう言っても仕方ないので、ここからはザックリと写真だけどうぞ、、(⇦要するに面倒くさい、、)
大方丈
俗に「虎の子渡し」の庭と呼ばれ、国指定の名勝なのだそう、、、
本当に見事としか言いようがない、、、
私はこの角度からの景色が一番好きです、、、
どこを見ても一切手抜きなしの美しさ、、、
小方丈
別名「如心庭」と呼ばれ「心」の字形を表しているのだそう、、、
廊下も素敵です、、、
六道庭
六道輪廻という仏教の世界観を表現した庭なのだそう、、、
よく分からんがとにかく美しい、、、
ここ「六道庭」は渡り廊下とのコントラストが印象的、、、
ため息が出るほど完璧な美しさです、、、手入れにどれだけの時間と費用がかかるのでしょう、、、
滝の間
この景色を眺めながらのお茶は最高でしょうね、、、
や~銀閣寺の庭園も見事でしたが、南禅寺の方丈庭園も素晴らしい、、さすが国宝です、、
ちなみにこちらは本坊の玄関、、、方丈庭園に繋がっています、、、
玄関先の庭まで一切手抜きなしの美しさ、、、意識が高過ぎるぞ、、
おっと、もう閉門時間なので帰るとしましょう、、、
しかし、境内が広すぎるので門を出るまでも長い、、、
ちなみに、南禅寺は湯豆腐も有名なので参拝後に味わうのも良いかもですね、、、
ということで、、、
今日1日で、金戒光明寺➩哲学の道➩銀閣寺➩南禅寺と岡崎エリアを巡った私ですが、、、
控えめに言ったとしても最高でした、、、
世界遺産や国宝、重要文化財が惜しげもなく登場する様はまさに京都ならでは、、世界中から観光客が押し寄せるのも頷けます、、、私が訪れたのはコロナ禍だったので、静かで落ち着いていましたが、しばらくは大変かも、、、
しかしながら、岡崎エリアは意外と通好みな場所なので、「祇園・東山エリア」ほどの混雑はないのではないかと、、、たぶん、、知らんけど、、、
ともあれ、岡崎エリアはかなりオススメです、、、皆さんもぜひ、、!!
ということで、、長くなりましたが現場からは以上です、、、
皆さんの京都観光の参考に少しでもなれば幸いです、、、
読んで頂いた方々に感謝です、、、
ありがとうございました、、、