どうも、souljemです。
さてさて、、、
現在、京都に訪れている私ですが、、、
滞在中のホテルで目覚めると外はけっこうな雨、、、しかも今日は一日止まないらしい、、、
残念、、、
おそらく皆さんも、「せっかく京都まで来たのに雨、、」なんてことがあるのではないでしょうか、、、
そんな時にオススメなのが、今回私が訪れた東福寺、、、
そう、紅葉シーズンの激混みスポットとして有名な東福寺であります、、、
この市松模様の庭園は見たことある方も多いはず、、、京都駅のすぐ隣りの駅ですし、屋根のある場所も多いので雨の日でも楽しめるのではないかと、、、
それでは行ってみましょう、、!!
でもまあ晴天に越した事はないんですけどね、、、
場所は京都駅の東側、、、
伏見稲荷大社のすぐそばなのでセットで巡る方も多いかと、、、
アクセスは京都駅からJR奈良線でわずか3分、、、マジであっという間です、、、
さあ着きましたよ、、、
このアクセスの良さが雨の日には嬉しい、、、
こちらが東福寺駅、、、
京阪電車の東福寺駅も兼ねているので、お帰りの際には間違えないように、、、
ここから少しばかり歩きます、、、
東福寺の敷地はとても広いので、いくつも門があるのですが、まずは「三門」を目指して歩きましょう、、、
門のひとつが見えてきました、、、とりあえずここから境内へと入ります、、、
東福寺
ここからさらに「三門」に向かって歩きましょう、、、
木々もほどよく色づき始めています、、、
東福寺は本当に広くてまるでひとつの街のよう、、、
江戸時代に迷い込んだかのようですね、、、
そして見えてくるのが、、、
臥雲橋
東福寺三名橋のひとつで、雑誌などでよく見る紅葉の写真はここから撮られたものが多いのだそう、、、
紅葉のピーク時期にはものすごい数の人がここに集まるのだそう、、、
奥に見えるのが、東福寺のシンボル、、通天橋、、、
ピーク時にはこの景色が真っ赤に染まるわけですね、、、
ちなみに、この臥雲橋を渡るのに拝観料はかかりません、、、だから人が集まり過ぎるのですね、、、
この橋を渡れば三門はもうすぐです、、、
このくらいの色づきも趣きがあっていいですね、、、
ここを左へ曲がると、、、
六波羅門
ここから入門するのが順序的に正しいのではないかと、、、
そして、この門をくぐるといきなり現れるのが、、、
東福寺 三門
で、でかい、、、そしてすごいオーラです、、、
それもそのはず、この三門は1425年、室町幕府第四代将軍だった足利義持が再建したもの、、、
現存する禅寺の三門としては日本最古で最大、、、
室町時代における禅宗寺院の様相を伝える建造物として稀有の価値があり国宝に指定されています、、、
どうですか、、重要文化財ではなく国宝ですよ、、、
この三門を見るためだけでも訪れる価値があるというもの、、、
しかも、この三門を見るのにも拝観料はかかっていません、、、
そして、三門のすぐそばにあるのが、、、
東福寺 法堂
こちらもまたでかい、、、
本堂であるこの法堂は、明治の火災で消失してしまい、現在の建物は1934年(昭和9年)に再建されたもの、、、
中に入ることはできませんが、外からのぞくと光り輝くご本尊様が、、、
13世紀後期制作と伝わる釈迦如来立像だそうです、、、
しっかりと手を合わせて、、、
昭和の建造とはいえ、この味のある質感、、、
この色合いのグラデーションがたまりません、、、
そして、こちらもすぐそばにある、、、
東福寺 禅堂
この禅堂は、日本最古にして最大の座禅道場、、、
そしてさらに、、、
東司(とうす)
こちらは工事中でしたが、、、「東司」とは要するにトイレ、、、
なんと室町時代前期に建造された日本最古のトイレ、、、
国の重要文化財に指定されたトイレであります、、、
多くの修行僧が一斉に用を足すことから「百雪隠」(ひゃくせっちん)と呼ばれているのだそう、、、
なんで工事中なのかと思ったら、こないだ車が突っ込んだらしいです、、、重要文化財のトイレに、、、
まあそれくらい我慢できなかったのでしょう、、、、ってなんでやねん、、、
しかし、これだけ貴重な建造物が無料で見学できるなんてありがたい、、、
ここまででも十分な見ごたえですが、これで帰ってはもったいない、、、
さっそく有料エリアに行ってみましょう、、、
こちらが料金所、、
ここで初めて料金を支払います、、、
拝観料は、、、
方丈庭園が500円
通天橋、開山堂が600円
セットで1000円です。
ぜひセットでの購入をオススメします、、、
それでは東福寺のシンボル、通天橋へ、、、
ここからは写真が多いのでサクサクいきますよ、、、
ここを進むと通天橋です、、、
両脇には綺麗な庭園が、、、
そして、ここがかの有名な通天橋、、、
どうですか、、誰もいません、、、ピーク時はここがコミケの様になるのだそう、、、
それはもう、撮影禁止のお振れが出るレベル、、、
雨と時期をずらしたおかげですね、、、
それでも木々は緑から黄色、赤へと色づき始めています、、、
洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ばれるこの渓谷一帯には、多くの楓や唐楓が植栽されているそう、、、
下をのぞくと小さな川が、、、東福寺には三つの橋が架かっていることから三ノ橋川と呼ばれています、、、
そして、ここが通天橋の中央部、、、やはり雨の日は狙い目です、、、
欄干からのぞく渓谷はまるで絵画のよう、、、
真っ赤に染まっていればさらに美しいのでしょう、、、
奥には先ほど渡った臥雲橋が見えます、、、
この色のグラデーションが美しい、、、
通天橋を渡り切ると、また綺麗な庭園が広がります、、、
愛染堂
この朱塗り八角円堂は南北朝時代の建築物で、愛染明王が祀られており恋愛成就の御利益があるのだそう、、、
こちらもまた重要文化財に指定されています、、、、、多すぎだろ、、、
さて、それでは最後にメインディッシュの方丈庭園に行ってみましょう、、、
本坊
この中にかの有名な方丈庭園があるのです、、、
三門も通天橋も素晴らしかったのですが、私が最もオススメしたいのがこちらの方丈庭園、、、
この庭園は「八相の庭」と呼ばれ、作庭家・重森三玲が手がけたもの、、、
ひとつの大方丈(大広間)を中心に四つの個性的な庭園があり、そのモダンで斬新なデザインは世界中から注目されています、、、
それではゆっくりと見学するとしましょう、、、
ここを抜けると、まず現れるのがこちら、、、
南庭
おお、、見事な庭園、、、
難しい事は分かりませんが、なんとなく和の心を感じる、、、
そして、その反対側には、、、
東庭
この東庭は「天の川」をイメージしたもので、日本庭園史上初めての星座を表現した庭園なのだそう、、、
円柱が北斗七星をかたどっているのが分かりますか、、、
ちなみに、この円柱は東司(トイレ)の柱のリサイクルなのだそう、、、お見事です、、、
南庭の前は広い縁側になっており、のんびりとお庭を眺めることができます、、、
屋根があるので雨の日でもゆっくり寛げますよ、、、
こちらが中心にある大方丈(大広間)、、、中には入れません、、、
南庭は古典的である枯山水をモダンにデザインした一番大きなお庭、、、
仙人が住む島「四神仙島」をイメージした巨石、、、
円く描かれた波紋「八海」、、、
奥には「五山」にちなんだ築山の苔地が、、、
砂地の波紋と苔地のコントラストが素敵です、、、
少々歩き疲れましたので、ここでしばらくボーっとさせて頂きました、、、
そして、お次に現れるお庭が、、、
西庭
「井田の庭」と呼ばれている緑色がとても鮮やかなお庭です、、、
サツキの木と葛石で表現された立体的な市松模様、、、
直線と曲線が織りなす独創的かつ斬新なスタイルです、、、
こんな日本庭園は初めて見ます、、、カッコいい、、、
おや、こちらは何でしょう、、、
通天台
おお、通天橋が見えます、、、
なるほど、ここ本坊から渓谷と通天橋が見渡せるようになっているのですね、、、
ここでゆっくりとお茶でも飲みたいものです、、、
みかんの木、、?
そして、最後の庭園は、、、
北庭どうですか、、皆さんも見たことありますよね、、、
どこか「鬼滅の刃」を思わせるこの庭園は「市松の庭」と呼ばれいます、、、私はこの庭園が一番好きですね、、、
最初は規則性のある市松模様が、徐々に崩れて散り散りになり消えてゆく様が分かりますか、、、
これは釈迦の入滅までを表現したものなのだそう、、、
難しい事は分かりませんが、なんだかとっても好きです、、、このお庭、、、
雨に濡れた石と苔が艶めいてより鮮やかに見えます、、、
きっと晴れの日よりも美しく見えるのではないでしょうか、、、
ということで、、、
雨の日の東福寺を紹介しましたが、、、
京都駅からすぐ近く、、屋根のある場所が多い、、雨天は人が少ない、、、そして何より方丈庭園が艶やかで美しい、、、
これらこそまさに、私が雨の日に東福寺をオススメする理由であります、、、や~雨なのにとっても良い時間を過ごすことができました、、、感謝です、、、
皆さんも「雨だから」とがっかりせず、、雨だからこそ美しい東福寺で、のんびりと癒されてみてはいかがでしょうか、、、
オススメです、、!!
ということで、、、
ここからはオマケ、、、
無事に京都駅に戻った私は、時間があったので駅構内を散策、、、
京都駅はスケールが大きくてスタイリッシュ、、散策するだけでとっても楽しい、、、
屋内なので雨の日でも安心ですしね、、、
この幾何学模様の天井はいつ見ても迫力があります、、、
路線がよく見える場所があったり、、、
京都タワーが綺麗に見えたり、、、
大階段はイルミネーションが綺麗で楽しい、、、
大階段はエスカレーターがあるので楽々と屋上まで行けちゃいます、、、
屋上庭園からは京都の街が一望です、、、
屋上庭園のすぐそばには京都拉麺小路があって全国のラーメンが味わえます、、、
そして、意外と知られていないのがこちら、、、写真上部の空中通路、、、つまりあの巨大な天井のすぐそばをお散歩できちゃうのです、、、
ここ、ホントにオススメです、、、
通路に入ると近未来チックな雰囲気、、、まさにあの幾何学模様の天井すぐそばを歩いているわけですね、、、
下をのぞくと先ほどの大階段が真下に、、、
アカン、、、ここで自分が高所恐怖症であることに気づく、、、
天井越しに京都タワーも、、、
天井の隙間からは京都の夜景が、、、
どうですか、、、これぞ京都、、という景色です、、、
高い建物が許されていない京都でこれだけの夜景は貴重です、、、
駅前全体も見下ろせますよ、、、
ここがちょうど中央部分、、、
これだけ綺麗に京都タワーを見ることができる場所はなかなかありません、、、
ぜひ立ち寄ってほしい場所です、、、
空中経路を渡り切ると長いエスカレーターが、、、
エスカレーターを降りると、ホテルグランヴィア京都が、、、
プロジェクションマッピングとイルミネーションがとっても綺麗、、、
雨の日にはジタバタせず京都駅をのんびりと散策するのも良いかもしれませんよ、、、
特に空中経路はかなりオススメです、、、
皆さんもぜひ、、!!
そして、、最後にもう一つだけオススメなのが駅構内にあるこちら、、、
「京かるね」で有名な京都の老舗パン屋さん、、、
この「カルネ」というパンが実に不思議な魅力を持つ魔法のパンなのです、、、
見た目は本当にシンプルなのに、なぜかこれがめちゃくちゃ美味い、、!!
なんかよく分からんが、とにかくめちゃくちゃ美味い、、!!
バゲットにハム、オニオン、マーガリンが挟まれた何の変哲もないパン、、、
なのになぜかめちゃくちゃ美味い、、!!(⇦3回言った、、)
ナニコレ、イミワカンナイ、、、
それくらい美味い魔法のパン、、、新幹線でビールやコーヒーのお供にオススメです、、、
皆さんもぜひ、、!!
ということで、、、
長々とお届けしました京都旅もこれにて終了、、、
今回もとっても勉強になりました、、、
やはり京都は何度訪れても奥が深くて良いですね、、、近いうちにまた訪れようと思っています、、、
その際はぜひまたお付き合い頂けると嬉しいです、、、
読んで頂いた方々に感謝です、、、
ありがとうございました、、、