どうも、soul jemです。
さてさて、、、
現在、広島県福山市の鞆の浦をお散歩中の私ですが、、、さっそく前回の続きに参りましょう、、、
や〜しかし観光地は写真を撮りまくっていても不審に思われないので楽でいいですね、、、
普段の巡礼で自分がどれだけ不審に思われているのか心配になる今日この頃です。
そんなことはさておき、、、
ぶらり鞆の浦さんぽ 2
鞆の浦の街並みはやはり雰囲気があっていいですね、、、
石畳の模様が素敵です、、、
まるで京都の祇園を歩いているような気分、、
しかもすぐそばには海があるというロケーション、、、
港町なので、京都とはまた違った趣きもあります、、、
観光地として本当にポテンシャルが高い、、、もっともっと有名になるべき場所だと私は思います、、、
こちらは住民たちの生活道路、、、
バスが走っていて、しっかりと生活感があるのがいいですね、、、
こんなレトロな建物も、、、
こちらは太田家住宅、、
鞆の浦の古くからの名産品「保命酒」の蔵元だった建物、、、瀬戸内海の商家建築を代表する建物として国の重要文化財に指定されています、、、
こちら、旅館かと思ったら交番でした、、、
そして再び港に到着、、、
漁港独特の潮の香りが落ち着きます、、、
おお、あれは、、、
写真やCMでよく見る、、、
常夜燈
そう、鞆の浦といえば何と言ってもこの常夜燈ですよね、、、
まさに鞆の浦のシンボルと言えるこの常夜燈、、、
船の出入りを誘導する灯台として1859年に建てられたもの、、、
石造りの高さは5メートル以上、、基礎石からの高さは10メートルもあり江戸時代の石造り常夜燈としては日本最大級なのだそう、、、
写真や映像で見るのとは大違い、、、
さすがの風格とオーラです、、カッコええ、、、
風景と合わせるとまさに鞆の浦、、、
とっても絵になります、、、
常夜燈より奥はこんな景色、、、
海が穏やか過ぎて湖に見えるぞ、、、恐るべし、、瀬戸内海、、
こちらはコロナで休業中でしたが「いろは丸展示館」、、、1867年、鞆の沖合に沈んだ「いろは丸」から引き上げられた遺物や資料などが揃う展示館です、、、
江戸時代の蔵をそのまま利用していて、この建物自体も登録文化財に指定されています、、、
ちなみに、こちらも太田家所有の蔵なのだそう、、、
常夜燈から見た鞆の浦の街並み、、、
坂本龍馬や宮崎駿監督、ヒュー・ジャックマンもこの景色を眺めたのでしょうか、、、
さあ、お散歩の再開です、、、
コロナ禍ではありましたが、開いているお店や観光客もちらほら、、
はやく本来の賑わいを取り戻してほしいものです、、、
この路地なんて味があっていいですね、、
じょうろとか久々に見たぞ、、、
民家でも景観に合わせて室外機を隠す努力をされているのがスゴイ、、、
ん、あれは何でしょう、、?
なにか顔のようにも見えますが、、、
ってポニョやないかッ!!
さすがポニョの聖地、、、ファンには嬉しい演出ですね、、、
でもやっぱりポニョは愛らしくてかわいいですね、、(⇦ポニョ観てない、、)
おや、こちらにも「保命酒」の酒蔵が、、、
看板の年季の入り方がハンパねぇ、、、
他にもこんなお店や、、、
こんな建物も、、、
鞆の浦さんぽは本当に楽しいですね、、、
あと、街の至る所にはこんな広島弁の安全看板が、、、
なんか和んでしまいますよね、、、
ぜひ皆さんもお散歩しながら探してみては、、、
そしてそして、、、
次に私が向かったのがこちら、、、
桝屋清右衛門宅(ますやせいえもんたく)
看板には「龍馬の隠れ部屋」とあります、、
そう、、この建物こそ坂本龍馬が鞆の浦滞在中に宿泊していた建物なのです、、、しかしながら、この隠し部屋が発見されたのはつい最近のこと、、、
元々ここに龍馬が宿泊したという記録があったものの長年手付かずだったのだそう、、、
その後、ようやく平成元年(1989年)に地元有志が建物を調査したところ、天井裏に隠れ部屋を発見、、、
部屋はホコリや傷みがひどかったのですが、当時のまま手つかずの状態で残されていたのです。
そして平成22年(2010年)に整備され、平成23年(2011年)4月に一般公開されました。
それがまさにここ、、
入館料は200円、、、嬉しい価格ですね。
入ってすぐの土間は雑貨店になっています、、
そして何より写真OKなのが嬉しい、、こういう貴重な史跡では珍しいですよね、、、
元々は江戸時代に廻船問屋を営んでいた豪商・桝屋清右衛門の店舗兼自宅だったのだそう、、、
中は改装はされているのでしょうが、当時の商家の雰囲気が残っています、、、
いい感じの縁側、、
これはおそらくミシン台ですね、、
実家にあったでござる、、
こちらには帳場が再現されています、、
坂本家の家紋が入った着物が飾ってありますね、、
「龍馬が着用したものではありません」と記されています、、、そりゃそうだ、、、
さあ、ここからが本番です、、、
順路に沿って龍馬が潜んでいた隠し部屋へ、、、
もうこの時点でスゴイ、、マジで江戸時代だ、、、
そして重要なのがこちら、、、
物置部屋のように見えますね、、、年季の入った和箪笥もすごいですが、、、
上を向くと、、、天井が外れる仕様になっています、、、
そう、龍馬はここから隠れ部屋へと出入りしていたのです、、、
こ、ここから龍馬が、、、
いや忍者かよ、、とは思いますが、それだけ龍馬は命を狙われていたということでしょう、、、
こちらは見学用に新しく設置された階段、、、
階段を上がると、そこはまさに屋根裏、、、
この梯子で昇り降りしていたのだそう、、、
すごくないですか、、リアル過ぎるぞ、、、
四日間の滞在中にいったい何回昇り降りしたのでしょうか、、、気になります。
そして普段あまり屋根裏に上がる機会がないのでとても新鮮です、、(⇦当たり前)
壁にはなにやら文字も書かれています、、、
もしやこの文字も龍馬が、、とは思いましたが何も表記されていないので違うのでしょう、、、
天井の梁も歴史を感じます、、、
そばには海援隊のパネルもありましたよ、、、ちょうど龍馬の顔だけ反射が、、、
そしてここを進むと、、、
ついに、、、
坂本龍馬の隠れ部屋マジか、、ここに龍馬が、、、
広さは約六畳とのこと、、
綺麗だ、、キレイに整備されてる、、(⇦当たり前)
それに、思った以上に立派なお部屋、、、とても天井裏とは思えません、、、
でも上を向くと、やはり天井裏なのだと気づく、、、
本当によく残っていたものです、、、長年ほったらかしだったのが逆に良かったのかもしれませんね、、、
そう、坂本龍馬の変名が「才谷梅太郎」だということは有名な話ですよね、、、
そしてこれが当時のままだという壁、、、龍馬はこの壁に触れたのでしょうか、、、
そして龍馬は、ここで京都伏見にある寺田屋のお登勢に手紙を書いたという、、、
もちろんこちらは複製ですが、現在の近況を報告したのでしょう、、、
そして、、その後、龍馬は粘り強い交渉を経て見事に紀州藩から賠償金を勝ち取る事に成功、、、
しかし龍馬は、この鞆の浦滞在から7ヶ月後に京都河原町の近江屋にて暗殺されてしまいます、、、
勝ち取った賠償金を受け取ることもなく、、、
この時期の龍馬がいかに命の危険に晒されていたかが窺い知れますね、、、
にもかかわらず大藩を相手に一歩も引かなかった龍馬の手腕はさすがと言うほかありません、、、
や~とても勉強になりました、、、
そして、本当に貴重な場所を見せていただき心より感謝です、、、
しかも200円で、、、、ってありえへんやろ!!
さて、、隠れ部屋を見学したあとは、一階土間スペースの雑貨店「MASUYA」でお土産選びなんていかがでしょうか、、、
鞆の浦や福山市をモチーフとしたご当地雑貨や名産品がたくさん、、、
お洒落でハイセンスな商品ばかりなので旅の思い出にピッタリですよ、、、
や~すっかり幕末気分になってしまいました、、、そして何より隠れ部屋のインパクトがスゴかった、、、
ぜひ皆さんも、ここ桝屋清右衛門宅の屋根裏で、龍馬が生きた最後の息吹を感じてみてはいかがでしょうか、、、
龍馬ファンなら絶対ですよ、、、
オススメです、、!!
さて、、、
桝屋清右衛門宅を出た私は、このあと船に乗って仙酔島に向かったのですが、かなり大容量なのでその模様は次回お届けしたいと思います、、、
ということで、、、
次に私が向かったのは、鞆の浦の街並みと瀬戸内海が見渡せるという高台のお寺、、医王寺、、、
常夜燈から約500メートルの場所にあるということなのでレッツゴ〜、、!!ところどころ標識があるので迷うことはありません、、
高台にあるお寺なので緩やかな坂をてくてく上る、、
や〜こういう坂の風景も絵になりますね、、
鞆の浦は寺社仏閣が多いので寺社巡りも楽しいかもですね、、、
こちらは明円寺というお寺、、
なにやらアートイベントをやっているらしくこんな仕様に、、、
ツッコむべきか悩みましたが、面倒なのでスルーさせて頂きます、、、
今日もだいぶ歩いたので少しばかり休憩させて頂きました、、
ん、、あれは、、、
まさか、、、
ズキュゥゥゥゥン!!ウ、ウソだろ、、、なんでこんなところにネコが、、、、いやいるだろうけども、、
ぐぬぬ、、もしや、またしてもあの呪われた展開に、、、
と思ったら速攻で逃げられたでござる、、、
鞆の浦のネコはシャイでござるな、、、残念。
さておき、さらに坂を上がる、、、
むぅ、これまたかなりの傾斜、、、
この坂をヒ〜ヒ〜言いながら登ること5分、、、
ようやくお寺の入り口に到着、、、
い、痛い、、お腹の横が、、、
医王寺天長3年(826年)に弘法大師・空海が創建したと伝えられる真言宗の寺院、、、
御本尊である「木造薬師如来立像」は広島県の重要文化財に指定されています、、、
1826年にはシーボルトも訪れたという、、、
境内からはこの眺め、、、
おお、素晴らしい景色、、、いつの間にかこんなに上っていたのですね、、、そらお腹の横も痛くなるわ、、(⇦老化)
先ほどまで歩きまくっていた鞆の浦の街があんなに小さく、、
なんなら奥に見える仙水島も歩きまくったまである、、、
境内はとっても綺麗に整備されていますね、、
この中に県の重要文化財「木造薬師如来立像」があるそうなのですが、、、
残念ながら6年に一度しか開帳されないのだそう、、、
そして、フォトスポットとして人気なのがこの鐘楼と景色のコンビネーション、、、
むぅ、我ながらドヘタクソである、、、きっと皆さんならもっと良い写真が撮れるはず、、、
ともあれ、ここは先ほどより見晴らしが良いですね、、、
実に鞆の浦らしい港風景、、、これぞ瀬戸内です、、、
龍馬や宮崎駿監督もこの景色を眺めたのでしょうか、、、
ここからの眺めも十分素晴らしいのですが、ここからさらに583段の石段を登った先の太子殿からはもっと素晴らしい景色を見ることができるという、、、
ほう、そうなのか、、、583段、、、583段ね、、、
、、、、、、、、。
クックック、、今日はこのくらいで勘弁しといてやろう、、(⇦初老の限界)
皆さんはぜひ、、!!
ということで、今回はここまで、、、
次回は瀬戸内海に浮かぶ無人島「仙酔島」をたっぷりと探検しちゃりますので首を洗って待っているがいいですよ、、、フハハハハハ,、ゲホッ、、
続きはその3へ、、、
読んで頂いた方々に感謝です、、、
ありがとうございました、、、