どうも、soul jemです。
さあ、、、
今回から久しぶりの幕末、新選組編ですよ、、、
さて、、これは去年、2020年の10月のこと、、、
GOTOトラベルを利用して京都に訪れていた私は、、、
またしても新選組が誕生した町、、壬生に訪れたのでした、、、
幕末と新選組が大好きな私ですが、、、
以前ご紹介した記事があまりにも不甲斐なくて、ぜひリベンジさせて頂きたいと思い筆を執った次第であります、、、
それに、今年公開予定のこの作品、、、
もありますしね、、、
めちゃくちゃカッコイイですよね、、、
この作品は司馬遼太郎先生の伝説的名作であり、私に新選組と土方歳三という存在を教えてくれた偉大なる作品、、、
今から公開が楽しみでなりません、、、
このタイミングで映画化というのも、いかに新選組が現在において注目されているかの現れなのではないでしょうか、、、
まあ、御託はこれくらいにして、、、
それでは、、、
そんな魅力的な新選組が生まれた町、、壬生に行ってみましょう、、!!
じっくりたっぷりお届けしますよ、、!!
京都駅
京都駅から壬生へのアクセスはJR嵯峨野線(山陰本線)で2駅の丹波駅で下車、徒歩15分くらい、、、
壬生の町は道が狭く、結構入り組んでますので迷わないように気を付けて、、、
私は時間がなかったのでタクシーで直行、、(正直、これが一番オススメ)
タクシーの運転手さんも「壬生寺?、、ああ新選組の、、」といった感じ、、、
そして約10分くらいで到着、、、
そして、、、
壬生に来たのなら、まずはここでしょう、、、
壬生に訪れるのはこれで4度目です、、、
やはりいいですね、、、私はこの壬生の町が大好きです、、、
この町で土方や総司たち新選組(壬生浪士組)が生活していたと思うだけで、毎回興奮とワクワクが止まりません、、、
表門
歴史を感じさせる立派な門構えです、、、
それもそのはず、、この壬生寺が建立されたのは平安時代初期、西暦991年、、、
1000年以上前なのだそう、、、
すごい、、さすが千年の都、、、
それでは門をくぐり境内へ、、、
おお、、、
以前訪れた時よりも綺麗になってる、、改修工事が行われたのですね、、、
こちらが全体図、、、
京都中心部にあるお寺としては、かなり広いですね、、、
そう、ここ壬生寺は当時、新選組隊士たちの剣術訓練場や兵法調練場として使われていたのです、、、
沖田総司もここで、よく近所の子供たちと遊んでいたのだそう、、、
ヤバいですよね、、ファンとしてここを聖地と呼ばずどこを聖地と呼ぶのでしょう、、、
それでは少しずつ巡っていきましょう、、、
中院
観音信仰を広める場所なのだそう、、、
この綺麗で新しい建物の奥に壬生塚(新選組隊士の墓所)があるのですが、、、
それはメインディッシュなので後ほど、、、
弁天堂
清水寺の延命院より移されたもので、子孫繫栄・金運上昇のご利益があるのだそう、、、
水掛地蔵堂
この水掛地蔵に水をかけて祈ると、一つ願いが叶うのだそう、、、
遠慮なくたっぷりかけさせて頂きました、、、
カメかわいい、、、
手水舎にもカメ、、、
本堂
おお、立派な佇まい、、それにかなり新しい、、、
そう、壬生寺の本堂は昭和37年に放火の被害で消失、、、
その後、再建して現在の姿になったのだそう、、、
新選組が親しんだ歴史ある寺院を放火なんて本当に許せませんよね、、、
総司の菊一文字則宗で、平正眼からの三段突きで地獄に落ちてしまえ、、!!
おっといけません、、興奮してしまいましたが、、、
しっかりと手を合わせて、、、
その本堂のすぐ隣にそびえ立つのが、、、
千体仏塔
なんだこれ、、インドっぽい、、、
ここ、千体仏塔は明治時代に京都市の区画整理の際、行き場のなくなった各地の仏像たちを集めて、ミャンマーのパゴタに似せて円錐形で安置されているのだそう、、、
なんと心優しいエピソードでしょう、、、
反対側には朱印所が、、、
その隣には壬生寺が運営する老人ホーム、、、
お爺さんになれたらここに住みたい、、、
おお、、子供たちがめっちゃ遊んでる、、、
保育園も運営されているのですね、、、
ちなみにこの建物の奥に、重要無形民俗文化財である壬生狂言の舞台があるのだそう、、、
や~奥が深いです、、壬生寺、、、
子供たちの遊ぶ姿を眺めながらしばらく休憩させて頂きました、、、
まさにここで新選組隊士たちが日々訓練に励んでいたのですね、、、
総司が子供たちと遊ぶ姿も目に浮かぶ様です、、、
さあ、ここからが本番ですよ、、、
壬生塚
ここは新選組ファンにとってはマストと言える場所、、、
壬生塚の拝観料は100円ですが地下にある歴史資料室は別途200円、、、
それでも安い、、!!
ぜひ、セットでの拝観をオススメします、、
なお、歴史資料室は撮影禁止です、、、
おお、、「ちるらん」の漫画家、橋本エイジさんやアニメ版の声優さんのサイン入り絵馬が展示されています、、、
皆さん、壬生寺に来られたんですね、、、
ぜひ正式なアニメ化を期待しております、、、
おお、、蒼井翔太さんの絵馬もありますよ、、、
マジか、、超ビックネームじゃん、、、
試衛館組の故郷、日野市とも繋がっているようですね、、、
コロナが明けたら、すぐにでも日野に行きたい、、!!
それでは中に入ってみましょう、、、
おお、、小さな庭園の様です、、、
とても綺麗に整備されています、、、
こんな看板を見ると思わず背筋が伸びてしまいます、、、
だってここは新選組隊士たちのお墓なのですから、、、
なんか、かっこいい龍の噴水も、、、
案内図
これでどれが誰のお墓か分かりますね、、、
新選組隊士の名簿まで、、、
すごい、、新選組ってこんなにいたんですね、、、
では、いざ参りましょう、、、
橋を渡るとこんな感じ、、、
ちょっとした庭園ですよね、、、
素敵です、、、
「あゝ新選組」歌碑
故、三橋美智也さんが、新選組の活躍を歌ったヒット曲の歌碑なのだそう、、、
スイッチを押すと曲が流れますよ、、、
新選組の魅力を広めて頂いた事に感謝です、、、
こんなかわいいお地蔵様も、、、
新選組隊士慰霊塔
新選組隊士の諸精霊を、慰霊供養する塔なのだそう、、、
新選組顕彰碑
なるほど、、、
ホントだ、裏側には局中法度が刻まれています、、、
新選組内での法律の事ですね、、、これを破ると問答無用で切腹です、、、
注目すべきはひとつめ、、、
「士道ニ背キ間敷事」(しどうにそむきまじきこと)。
要するに「武士として相応しくない行動はダメだよ、、」ということ、、、
って「武士として相応しくない行動」って何だよ、、?
何したらダメなの?、、、曖昧過ぎるだろ、、!!
そう、、全ては土方たちのさじ加減ひとつ、、、
ということで、、、
土方たち幹部は、この局中法度を上手に利用して、邪魔な隊士たちを次々と消していったんだってさ、、、
めでたし、めでたし、、、
いや怖ぇよ新選組、、極悪過ぎるだろ、、、マフィアかよ、、、
あと怖い、、、
そして、、、
池田屋事件で亡くなった隊士等、七名の合祀墓
あなたたちのおかげで新選組は伝説になりました、、、感謝です、、、
勘定方、河合耆三郎の墓
会計係だった彼は、その優しい性格が仇となり金銭紛失事件の責任を問われ切腹、、、
裕福な家系生まれの彼が、なぜ新選組に入ろうと思ったのでしょうか、、、実に興味深いです、、、
そして、、、
芹沢鴨と平山五郎の墓
もう説明不要ですよね、、、壬生浪士組における水戸派の幹部です、、、
酒乱で乱暴者、、何かと悪役扱いされる芹沢鴨ですが、初期の新選組の礎となった重要なファクターと言えるでしょう、、、
彼がいたからこそ新選組が大きくなれたのも事実、、、感謝ですね、、、
しっかりと手を合わせて、、、
さて、この墓石だけやけに新しいのが分かりますか、、、
新しく建てられた経緯がこちらに記されています、、、
なんと、墓を削って持ち帰るなんて信じられませんよね、、、
そんな罰当たりは土方の和泉守兼定でめった刺しにされてしまえ、、!!
近藤勇の遺髪塔
調べてみましたが、この遺髪塔についての詳細は不明でした、、、
近藤勇の遺髪がここに納められているのでしょうか、、、
確かに近藤勇が斬首された後、その首は京都の三条大橋に晒されました、、、
その時、壬生寺が遺髪を譲り受けたのでしょうか、、、
しかし当時、賊軍を慰霊する事は重罪、、、
なんて、、こういう勝手な妄想も歴史ロマンの楽しみでもありますよね、、、
そして、、、
壬生寺編の大トリを飾るのはこの人しかいないでしょう、、、
近藤勇 胸像
か、かっちゃん、、、(幼名、勝五郎)
この近藤勇像は昭和47年に建立され、、それ以降多くの新選組ファンから愛されてきた胸像なのだそう、、、
かっこええ、、!!
いいですね、、近藤勇と言えばへの字口、、、実に強そうです、、、
まさに新選組の頭として相応しい風貌、、、
こんな頼りになりそうな上司がいたらついていっちゃいますよね、、、
土方や総司が心酔する気持ちが分かる気がします、、、
近藤さん、、やっぱアンタ最高だぜ、、!!
新選組という組織はやはり近藤勇の存在があってこそなのだと痛感した瞬間でした、、、
壬生寺に感謝です、、、
側には新選組ファンたちの絵馬がたくさん、、、
やはり「薄桜鬼」のファンが多いですね、、、
やはり、すごいですよね、、、
150年以上経った現在でも、老若男女問わず愛されている新選組、、、
こんなグループ(組織)は後にも先にも新選組だけなのではないでしょうか、、、
そして、、、
これからも語り継がれてゆく事でしょう、、、
皆さんもぜひ、、!!
土方も見上げたであろう壬生の空、、、
続きはその2へ、、、
読んで頂いた方々に感謝です、、、
ありがとうございました、、、