どうも、souljemです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
こういうご時世です、有り余る時間を持て余していらっしゃる方も多いのでは、、、
そういう時こそ、一人静かに読書に没頭するのも一興なのではないでしょうか、、、
今回は、私の超オススメ小説「ジェノサイド」という作品を紹介したいと思います、、、
ジェノサイド
「13階段」で江戸川乱歩賞を受賞した高野和明先生の作品で、上と下の2巻で構成されており文庫化もされております、、、
この作品、本当に凄いんです、、、
圧倒的なスケールと臨場感、、、
読み手を楽しませる事に特化した超極上エンターテインメント作品です、、、!
今までたくさんの小説を読んできたつもりですが、エンターテインメントという視点で考慮すると間違いなくこの作品がナンバーワンと言えるでしょう、、、
何もないところからどうやったらこんな壮大なストーリーを思いつくのか尊敬を通り越して同じ人間なのか、と思ってしまう程です、、、
こういう言い方は良くないのかもしれませんが、この作品を読んで楽しめないのであれば、その方はおそらく読書は向いていないのではないでしょうか、、(例えです、、)
それくらい面白いこのジェノサイド、、、
ネタバレならない程度に説明させて頂くと、、、
メインとなる 主人公は二人、イラクで戦うアメリカ人傭兵イェーガーと日本で薬学を専攻する大学院生、古賀研人、、
イェーガーは不治の病を持つ息子の為に危険な特殊任務に参加する、、、
暗殺任務と思しき詳細不明の作戦、、事前に明かされたのは「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった、、、
一方、古賀研人は5日前に急死した父親から1通のメールが届く、、、そこにあった驚くべき指示は次の5つ、、、
1、本とメモは処分しろ。
2、黒いノートパソコンを保管し、誰にも渡してはならない。
3、好きに使える入金額500万のキャッシュカード。
4、町田市にあるアパートの住所と鍵のありか。
5、すべては他言無用である。
この全く接点のない二人の視点で物語は進むのですが、かたやアフリカでのサバイバルサイド、かたや日本での科学研究サイド、、、
そしてこの二つのストーリーが交錯するとき衝撃の事実が、、、
サスペンス、アクション、SFといった要素に加え戦争の悲惨さやウイルスの恐怖、家族愛や友情などさまざまなテーマを見事にリアリティのある描写で盛り上げます、、、
本当に面白い、、、
上下巻合わせて結構なボリュームなのですが、面白過ぎて止まらない、、、
あっという間に読んでしまいました、、、
ここまで面白いと知っていれば、もっとじっくり読んで興奮を持続させたかった、、、と思う程です、、、
正直、文字を読むという行為だけでここまでアドレナリンが分泌されるとは思いませんでした、、、
なんというか、ハリウッドの超大作を見終えた様な感覚、、、
それもそのはず、著者の高野和明先生はアメリカで映画制作を学び、自らも脚本、監督などの仕事をこなしながら執筆活動を続ける作家さんなのです、、、
実際このジェノサイドも映像化を意識して書かれたそう、、、
しかしながら、私が思うにこの作品の映像化は日本だけでは無理かと、、、
ハリウッドレベルの技術がないと作品が台無しになってしまいます、、、
できればジェームスキャメロン監督にメガホンを、、、っていう程の作品です、、、
まあ、今のところ映像化の話は聞こえてきてませんが、、、
なので、私的にはぜひアニメ化を熱望します、、、
それくらいスケールの大きい超ド級エンターテインメント小説、、、
是非この機会に読んでみてはいかがでしょうか、、、
本当にオススメですよ、、、!
では、、、
読んで頂いた方々に感謝です、、、
ありがとうございました、、、